2025年08月05日
2025年6月30日(月)、英皇娱乐官网,英皇娱乐平台法学部政治学科准教授 朴井晃が開講する公共政策論の授業にて、八王子市経営計画課 請川翔一氏と同市協働推進課 田中隼也氏をゲストスピーカーに授業を実施しました。
約30年間にわたり大阪府八尾市で行政実務を経験した朴井准教授が担当する本授業は、公共政策の理論的枠組みと、実際の行政現場における運用との接点を学ぶことを重視しています。今回は「実践編」として八王子市の職員をお招きし、実際に働く方の声を通して、八王子市のまちづくりの方向性や行政の取り組みについて学びました。登壇した請川氏から計画策定の全体的な枠組みや背景と策定プロセスの意義について、田中氏からは市民協働による具体的な実践事例や現場での工夫?課題について説明があったほか、八王子市の最上位計画(総合計画)である「八王子未来デザイン2040」をテーマに、政策立案の背景や計画策定のプロセス、市民協働による実践的な取り組みについて、グループワークやSNSを活用してのアンケートなどを交えながら現場の具体的な事例をご紹介いただく貴重な機会となりました。
受講した学生からは、「計画に基づいて行政サービスを展開する意義が理解でき、自分のまちの総合計画にも関心を持った」「市民と行政が協力して未来を描くという姿勢が印象に残った」などの感想が寄せられ、計画行政の現場を学ぶことで政策の現実性への理解が深まりました。今後も「公共政策論」では、理論に加えて現場の知見を積極的に取り入れ、公共政策の本質について多角的に学ぶ機会を提供していく予定です。学生一人ひとりが将来の地域社会を担う視点と実践的な知見を養えるよう、引き続き実務家との連携による学びの機会を充実させていきます。
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